自治体の子供読書活動推進計画の策定率が増加しています

  • 2022年7月11日
  • 2022年7月11日
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文部科学省が、自治体の子供読書活動推進計画の策定率について取りまとめ発表しました。
以下、文部科学省HPより抜粋いたします。


文部科学省では、各自治体における子ども読書活動推進計画策定状況について取りまとめましたので、お知らせします。
第4次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」(4次計画)において、令和4年度までに市町村推進計画の策定率を市100%、町村70%とすることを目標としていますが、令和3年度末時点で、市93.9%、町村74.4%となっています。
また、都道府県ごとの策定状況については、ばらつきが見られており、策定が進んだ自治体は、都道府県教育委員会による支援、助言がなされていることが明らかになりました。
調査結果を踏まえ、特に策定予定のない市町村に対して、都道府県教育委員会と連携し、現状把握に努めるなど、支援の推進を図ってまいります。

経緯・目的

「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成13年法律第154号)第9条の規定に基づき、都道府県及び市町村は、それぞれ子供読書活動推進計画を策定するよう努めることとされています。
国の第4次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」(平成30年度~令和4年度)においても、都道府県市町村における策定率の目標値を定めており、その現状を把握するために調査を実施いたしました。

調査内容

(1)調査対象:47都道府県及び1,741市町村(815市、926町村)教育委員会
(2)調査内容:都道府県・市町村における子供読書活動推進計画の策定状況(令和3年度末時点)

調査結果の概要

(1)都道府県における策定状況
100%(平成18年度末までに、全ての都道府県において策定済み)
(2)市における策定状況
93.9%(平成30年度末から1.5ポイント増)
(3)町村における策定状況
74.4%(平成30年度末から4.7ポイント増)・・・令和元年度に目標達成済

町村における策定状況

今後の対応

調査結果を踏まえ、特に策定予定のない市町村に対して、都道府県教育委員会と連携し、現状把握に努めるなど、支援の推進を図ってまいります。
また、本年6月に、令和5年度から始まる第5次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」の策定に関する有識者会議を立ち上げ、今後の取組について議論を行う予定です。(第1回:令和4年6月29日開催)